人間家具シリーズ


ごきげんよう、お客様。
こちらは、海底都市“エルジェーベト”より取り寄せた人間家具を陳列している部屋でございます。
本室にございます娘たちは私(わたくし)ありすと源太郎様の所有物であり、お譲りすることはできません。
しかし、どれかお気に入りの子がおりましたら、実際にあなた様のご自宅にお取り寄せすることも可能と販売業者に確認をとっております。
それも考慮した上で、どうぞご鑑賞くださいませ。




【人間家具シリーズとは…】

人間に物理的改造を施し、実用家具にしてしまう悪魔のプロジェクト。
それは時に、本物の家具のように…、時に、性処理道具のように…。
人を人とは扱わず、ものとして扱い使用するダーク・ロマンの結晶体、それが人間家具でございます。


【人間家具の実態】

ドクター外道が企画・始動した悪魔のプロジェクト「人間家具」。
その計画は、海底都市“エルジェーベト”の“ライター経済区”で密かに行われていた。

人が人を使役する現代。人間は自身の保身から人権を保証する制度を作り上げた。
しかし、それは表向きの話にすぎない。
金も権力もない大多数の人間が、自身を含めた全員を守るために作られたコモンセンスにすぎなかった。
世界はより多い意見を推す、そして必然的にそれがコモンセンスと成り上がっただけである。

しかし、そのコモンセンスの裏を返せば、
金や権力がある人間は、そんな瑣末なことなぞ無視し、欲にかられてもよいということになる。
そして、そんな金や権力がある人間の中には、人を“奴隷”のように扱いたい、“家具”にしたいと、
そう思う人間がいることは確かである。

常識を無視しても良い力がある、そして、無視しなければ叶えられない欲望がある。
そんな人間たちに、ドクター外道は快楽と娯楽を提供したい、と心から思った。
そして、彼から立案されたのが、この「人間家具シリーズ」という企画である。

この企画は、記録にない人間や造られた人間が生活する海底都市「エルジェーベト」の“ライター経済区”で行われていた。
実際に家具として改造された人間たちは、金と権力と常軌を逸した嗜好を持つ紳士たちの快楽の具として売られている。

本室に来られた方々も、きっとそんな嗜好を持つ紳士たちだと思われましょう。
実際に海底都市にて売られている商品やカタログはこちらにそろっております。ぜひ、じっくりご覧になってくださいませ。






【人間家具一覧】


▼ GE-01 「みるくポッド“にゅうたん”」 ▼

▼ GE-02 「シンプル鏡台“鏡子ちゃん”」 ▼



   ※本企画はサークル「じ→くむんと」で行われている企画です。「じ→くむんと」の方ではかむりtan氏が執筆されたSSがございます。
      ご覧になりたい方はそちらへ移動してください。

→SSはこちら




▼ GE-03 「会話オブジェ“しゃべルミ子さん”」 ▼







※当然ですが、フィクションです。真に受けないでください。